アメリカ｜企業調査事例＝ニューヨーク・取引会社の詐欺疑惑

アメリカで取引を行っている企業が詐欺行為を行っているのではないか、調べて欲しいというご依頼を頂きました。依頼者はニューヨークマンハッタンで会社を経営する社長。

アメリカに進出してまだ数ヶ月の為、現地の日系企業を対象としたコンサルティング企業に月額定額で、取引先の紹介の斡旋や、アメリカで経営を行ううえでの情報提供を求めているものの、全くの塩対応であり、この会社の実態を調べて欲しいとの事でした。高額なコンサル料を支払っているので事態は深刻です。

今回トラストジャパンは対象企業の実態を徹底的に調べる事にしました。ホームページに記載されているような内容の業務は行われているのか、具体的にコンサルしている内容、更に過去この企業と取引した他企業の評判まで調べました。

すると、様々な事実が明らかになりました。コンサル担当者は一見言葉巧みに相談には応じるものの、対応内容は薄く、それでいて追加料金やオプション代など請求してくるケースも多数報告されていたのです。

今回のように、新参者の日系企業の弱みに付け込んで多額の報酬を請求する企業が増えています。現在はこのコンサル会社との提携は止め、アメリカで長年の調査経験を持つ弊社の提案で良質な提携先を見つけられたようです。
日本企業をターゲットとした詐欺は度々報告されます。ご注意下さい。